IT系の英語表現を学ぶ

IT系で使われる英語を中心に豊富な例文と説明を紹介します。

現在完了形をいつ使うか 完了の意味の場合

前はされていなかったことが今はその状態になっていることを表します。

The door has been unlocked.

今は鍵が開いているけれども、少し前は鍵がかかっていたという背景がうかがえます。

My PC has been upgraded to Windows 10.(私のPCがWindows 10にアップグレードされた。)この言い方だと、自分で選んでアップグレードしたのではなく、誰か他の人がやった「ような」言い方です。誰がやったのかの明言はされていません。

また、常識的に考えて、朝食をとった後の時間帯に

Have you had breakfast yet?

この場面で過去形を使う人もいます。

現在完了形を使わないケース

夜に「今朝、朝ごはん食べた?」と聞く時は完了形ではなく、過去形を使います。

 

The backdoor is unlocked.

自分がカギを閉めたわけでもなく、いつ閉まったのかもわからない場合は、現在完了形を使いません。

あるいは、その裏口が普段から閉まっていて、その状態が通常の状態の場合も使いません。

壊れているパソコンを例に現在完了を考える

  1. This PC is broken.
  2. This PC has been broken.
  3. This PC was broken.

1はいつ壊れたかわからないけれども、ずっと壊れています。

2は壊れていなかった頃のことを知っている可能性が高いです。今まだ壊れています。

3は今治っているかどうか不明です。壊れる時を目撃した可能性もありますし、見たら壊れていたという可能性もあります。

実際の文法

実際の英語では、haveの代わりにbeが使われるケースもあります。

  • I'm done.(終わった。できた。)
  • I'm finished.(終わった。)
  • The visa will be gone once you go out of US.(ビザはアメリカから出るとなくなってしまう。)

正統な英文法から見ると誤りともいえる表現を、ネイティブも違和感なく使っているケースは多いです。

Whoやwhatが主語になってdoがない疑問文の理解の仕方

やっぱりを英語で言うと