whoが主語になる疑問文にdoがなくて、例えば、who knows?のようになるのがわかりにくいと言う人がいましたので、考えてみます。
また、whoではなくwhatが主語になる疑問文もあります。
例:
- Who cares?
- What makes leaves change color?
以下の2つのアプローチが考えられます。
肯定文の主語を単純にwhoに置き換えて?をつける
下のような普通の肯定文
You know.
の主語をwhoに換えて、?をつけます。
Who knows?
これで完成です。
whoが主語の時は三単現のs
ただし、whoは三人称単数の扱いなので、現在形の時は三単現のsが動詞につきます。
whoが複数だと考えられる時も、動詞は三単現のsは使われます。
doを置けない理屈を考察するアプローチ
もう一つのアプローチは、whoが文頭に来ることでdoなどを置く場所がないことを確認する方法です。
Be動詞の疑問文
この辺は復習です。be動詞の疑問文を作る時は、肯定文の主語とbe動詞の入れ替えます。
肯定文:you are hungry.
疑問文:are you hungry?
一般動詞はdoを加える
be動詞以外の一般動詞ではdoを主語の前に足します。be動詞のように主語と動詞をひっくり返さずにdoを足します。
誰がしたのかが分からない時はwhoが主語
本題に入りましょう。
be動詞の場合
be動詞の疑問文は主語と動詞を入れ替えますが、whoのような疑問文は文頭に置かれるルールのほうが勝つので、
who is coming?
の語順になります。
一般動詞の場合
whoが文頭に来る
主語の前にdoを置こうにも、be動詞の場合同様に、whoは文頭に来るので、ひっくり返せません。
間違い1:do who know
doは主語と動詞をひっくり返す代わりに疑問文を示すために使われるものだと考えると、who以外の主語がないのでdoの後ろに主語がないのが目立ちます。
間違い2:who do know
who are youの文は?
この文の主語はyouで、whoではありません。
似た構造の文としてhow manyが主語になるパターンは他の記事で解説しています。
<基本の英文法>