形容詞は名詞を修飾。副詞は名詞以外のもの、文全体や、形容詞を修飾します。
多少の例外がありますが、大まかな認識としてはこれでOKです。
形容詞の2つのパターン
- This flower is beautiful.
- This is a beautiful flower.
- a beautiful flower
- He's nice.
- I met a nice guy.
- I don't want to be a lonely guy.
まとめると、形容詞の使われ方は2つあります。
1-1.be動詞やfeel,look等(他にもあります)の後に置く
例:This is beautiful.
1-2.名詞を修飾するパターン
例:a beautiful flower
look nice,やfeel lonelyなど
be動詞以外にもfeelやlookなどもbe動詞と同じ位置で形容詞と一緒に使われます。
- I feel lonely.
- I feel good.
- The layout of this website looks nice.
- The font looks weird.
副詞のパターン
下にいくつかのパターンがありますが、いづれも名詞を直接修飾するものはありません。 その仕事は形容詞がやります。
副詞が文章全体に修飾する
特定の言葉一つではなく、文章全体に補足情報を加える単語です。
- basically 基本的に
- normally 普通は
- fortunately 幸い、運がいいことに
- unfortunately 不運にも、運わるく
- sadly
- technically 正確に言うと(Technically speakingで使われることが多い)
- honestly 正直言うと
- generally 一般的には
- specifically 具体的に言うと
例:
Normally, I wake up at 6:30. Unfortunately, I overslept a little this morning. Fortunately, my neighbor gave me a ride to my office. So, I made it.
似たパターン
何か単語を修飾するというよりも、文全体にかかる副詞:now、 yesterday, today
- I have to go now.(もう行かないと。)
- He came to my place yesterday.(昨日、彼はうちに来ました。)
- Today, I'm going to talk about technology in the future,
動詞と関係あるパターン
- You have to go out for some fresh air sometimes.
- He often shows up late.
- He knows it very well.
- He speaks fast.
動詞の意味に影響する副詞
- Stay away
- go home
- get out.
- Go away.
- get up
- turn off/ turn on
形容詞の強調等
代表的なのがveryです。他にもsurprisingly(おどろくほどに)、extraordinarily(異常なほどに)
- I feel very nervous.(とても緊張しています。)
- It was so exciting.(すごくわくわくする)
- I'm a little bit tired.(ちょっと疲れた)
- I'm a little tired.(ちょっと疲れた)
- The train was surprisingly fast.
- This device is extraordinarily small.
副詞が名詞を修飾しているように見えるもの
ここまで、副詞は名詞を修飾しないと説明してきましたが、下の例は
例:That's exactly what I mean.
このexactly whatは実際に使われているので、これは間違いではありません。
exactlyはto be(ここでは's)にかかってると考えて、「まさに~である」と考えると例外ではないように見えますが、詳しい理屈はわかりません。
日本語と英語の形容詞・副詞を考えてみよう
日本語の形容詞と副詞について考えて、整理してみよう。日本語と英語では単語のカテゴリー(品詞)が必ずしも一致しないので、英語を理解するために考えてみます。
基本的には、日本語の「速い」「よい」などの「~い」で終わるものが、形容詞にあたります。その単語を「速く」「よく」などに変化させたものが英語の副詞に当たります。