自動で食べ物を作る技術が開発されています。野菜の栽培は見つけましたが、肉や魚などの自動生産については不明です。
最先端技術を用いて農業を効率化させることを以下のような名前で呼ばれることがあります。
- precision farming
- precision agriculture
- satellite farming
- site specific crop management(SSCM)
Precision agriculture - Wikipedia
決まった日本語の訳語がないのでここでは仮に高精度農業と呼ぶこととします。その目的は、データを収集し農業を最適化することです。そのために農地を座標化してデータを取ったり、その他条件も調べます。
その際の野菜栽培データをオープンソースで公開するopenfarmというプロジェクトもあります。
OpenFarm - You Can Grow Anything
日本の取り組みにAI農業(Agri-Infoscience)という研究もあります。
farmbotの作り方は全公開
畑の自動耕作farmbotプロジェクトは全ての部品、プログラムコード等が公開されています。大規模な農園ではなく花壇ほどの大きさです。
野菜を植える位置を決める画面がスマホゲームのようです。
FarmBot | Open-Source CNC Farming
このセットはUS$3,900で予約を受け付けていますが、真似するための情報は全て無料で公開されています。
IoTの部品は市販のものが使われています。
その他のパーツ(ステンレスねじやベルトコンベヤ、プラスティックの細かい部品)は市販では売っていないものだと思われますが、設計図が公開されているので部品は3Dプリンタなどの自作すれば準備できるでしょう。
その他にfarmbotを販売している会社があります。
調理ロボット
野菜が自動で生産されたとしても、人間は野菜を調理して食べますので、調理の手間がかかります。(状況によっては料理は楽しい作業です)
OALという会社のAPRILというロボットはレシピ通りに料理を作るロボットです。
OALが予測する食べ物の未来について:
http://www.oalgroup.com/robotics-food-manufacturing-4-0/
栄養さえ取れば味は気にしない派
Soylent
Soylent.com - Healthy, convenient, affordable food
水浄化システムNewater:シンガポールの水です。
<海外テック事情>