パソコンの動作が遅い原因と挙げてみます。
- パソコンの性能自体が低い(CPUがAtomやCeleron)
- 買った状態の時から入っているソフト(プログラム)が多くて、パソコンのエネルギーが使われて本来のスピードを出せない
- ウイルス対策ソフトが複数起動していてスピードに影響している
- ネットの通信速度が遅い
対策 結論を先にまとめると
- ウイルス対策ソフトが複数起動していないか確認する
- 買った時から入っているプログラムの内、必要のないものを削除する
- パソコンの性能を上げる(SSDを買って設置、メモリを増設4GB→8GB以上)
パソコンが遅い現象とは
- インターネットに接続していて、ウェブサイトを開くのに時間がかかる
- Photoshopなどのソフトウェアを使うと、動作・処理がカクカクともたつく
- Youtubeで動画が途中で止まってスムーズに再生されない
1.の場合、原因の特定はできませんが、よくある状況は
- パソコンの性能が低い
- ウイルス対策ソフトを複数起動している
- 契約しているインターネットの通信速度が遅い
2.の場合は、パソコンの性能の低さが原因です。
3.は以下のどちらか、または両方が原因です。
- 契約しているインターネットの通信速度が遅い
- パソコンの性能が低い
パソコンの性能自体が低いので上げる
パソコンの性能は、そのパソコンに搭載されている以下の3つで決まります:
- CPU
- メモリ
- ハードディスクドライブ(HDD)
この3つのうちCPUを交換するのはあまり一般的ではないようです。つまり、CPUは買ったばかりの状態から性能が低い場合は大幅な改善はほとんど無理です。
電器屋で「ネットとメール程度なら、このパソコンで問題ないですよ」と言われたパソコンは、性能が低いので遅いです。価格が安いので性能が低いのは仕方がないです。
性能が低いので
- 画像編集(Photoshopなど)
- 動画編集
をするとパソコンが固まってしまうこともあります。
CPU
パソコンが遅い原因となる非力なCPUは:
- Atomや
- Pentium
- Celeron、
- またはcore i3
CPUの性能が低いパソコンの場合、CPUを交換するという方法が考えられます。しかしCPUの交換は一般的な方法ではなさそうです。CPUは交換不可能と言う人も多いです。
私も詳しくはわからないのですが、どうやらCPUを単品で買うと高くつくからのようです。このくらいの費用を出すのであれば、新しいPCを買う方が良いと言う人が多いです。

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自分のパソコンに搭載されているCPUを調べるには:
メモリを増やす
メモリ(RAM)はCPUと比べると安く性能を上げることが可能です。
注意点はパソコンに対応する部品を買わないと使えないことです。この辺は難しいので調べたり、電器屋で相談してみてください。
どのくらいメモリを増やせば速くなるのか。これは
- CPUの処理速度
- 希望するメモリの処理
にもよりますが、8GBもあれば普通は十分です。
販売されているノートパソコンは4GBのメモリが搭載されてあるものが多いです。例えばその場合だと、4GB+4GB=8GBに増設すれば大丈夫だと思います。
CPUがCeleronなどの非力なものだと、4GBでもウェブページの表示に30秒前後かかることがあり、遅いです。 2分くらい待って全部を表示できなかったページもありました。表示に時間がかかるページは、広告や更新情報、画像など情報量が多いページです。
これより良い性能(スペック)がないとパソコンの挙動が遅すぎてイライラします。
SSDに交換する
または、データの保存速度が圧倒的に早くなるSSDに交換も考えられます。5000円くらいで買って、電器屋さんに取り付け作業を依頼します。
性能の低いCPUに高性能のSSDを組み合わせるから、もったいなく感じるかもしれません。

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不要なソフトウェアを削除する
パソコンを買った状態から、または初期化したのに動作が遅い(もっさり、sluggish)原因として考えられるのが、プリインストールされているソフトです。
つまり、(パソコンを作った)メーカーが使う人のために色んなプログラムをパソコンに入れています。それらのプログラムが(バックグラウンドで)常に動作していて、パソコンの短期記憶(リソース)を使って頭の片隅で常にこれらの無駄なプログラムのことを考えています。これらはパソコンの動作を遅くしている原因の一つです。
特に、CPU(パソコンの性能)が非力で、しかもメモリも少ない場合はこの現象が顕著です。例えば、AtomやCeleron、Core i3などの安いCPUではもともと性能が低いのでしょうがないです。
しかも、CPUは交換してパワーアップ(upgrade)などはできません。パソコン自体買い替えるしかないです。一方、パソコンによっては、メモリが増設できるものもあります。
タスクマネージャーを開いて確認してみても、CPUやメモリの使用率が100%近くになっています。
動作を遅くするソフトがプリインストールされている
パソコンのメーカーが利用者のためにたくさんのソフト(プログラム)を搭載してくれています。しかし、このソフトが多すぎてパソコンに負担をかけ、動きがおそくなっていることも多いです。
動作を遅くするソフトを選定し削除
パソコンを遅くしているくせに、役に立たないソフトは消しましょう。
しかし、むやみにプログラムを削除すると、コンピュータが動かなくなる可能性がありそうで怖いです。タスクマネージャーを開いてみても、どのプログラムが大きな原因なのか判断つきません。
不要ソフトの見分け方と削除などで調べてみてください。
不要なソフトを選んで削除してくれるプログラムもあります。 bloatware removerなどです。
How good are intel Celeron processors?のMahavishnuManの書き込みを参考にしました。
買う前に操作してみよう
CPUやメモリなどの面でハイスペックのパソコンでも動作が遅いことはあります。店頭で触ってみると、スピードがわかります。
それと普段から電器屋で触ってみて置いたほうが、いざという時に判断できます。
ハイスペック(core i7でメモリ8GB)ならノートパソコンで動画編集すらできるというレビューがありますが、そういう高性能のパソコンは高いです。
ウイルス対策ソフトが複数起動している
ウイルス対策ソフトが入っているとウェブサイトを見る時に、どうしても遅くなります。さらに、複数入っているともっと遅くなります。
ウイルス対策ソフトは1つだけ動作しているのが良いです。
ネット自体が遅い
インターネットでウェブサイトを見る時は、パソコンの性能よりも通信速度が関係しています。
このサイトであなたのネット環境を計測してみてください。
Download(下り)の速度が1Mbpsを下回るとかなり遅くて、ウェブページが完全に出るまでに20秒以上かかることがあります。
ネットが遅い時の対策
インターネットを提供する会社(プロバイダ)と契約する時に、速度を決めますが、契約した速度と比べてあまりにも遅い場合(10Mbpsで契約したのに0.2Mbps)には、プロバイダに連絡して調べてもらう人もいます。
youtubeなどの動画を見ている時は、画質を下げることで動画がスムーズに再生できることもあります。
<英語でPC操作表現>